ゴールデンラッシュに湧く小さな町の酒場にやってきた金掘りの男。バーテンに女はいないか聞いてみることにした。 「この町にゃ,女は一人もいねぇが」バーテンは答えた。「裏の小屋に行ってみな。みんな樽を使ってるよ」 男は,言われたとおり裏の小屋に行ってみると,そこには大きな樽が置いてあった。調べてみると,ちょうど腰のあたりの高さに穴が空いている。穴を覗いてみたが,真っ暗で何も見えない... しばらくためらっていた金掘りの男だったが,辺りを見回して誰もいないことを確認すると,ズボンを降ろしてその穴に入れてみることにした。 すると,中は,ほんのりと暖かくて,何とも言えぬ心地よさであり,男はあっという間で行ってしまったのであった。 しばらくして,男は酒場に戻ると,バーテンにこう尋ねた。 「あの樽だが,正直,女よりいいくらいだったぜ。いつでも使っていいのかい?」 「もちろんでさ」バーテンは手帳をめくりながら答えた。「水曜の午前中以外はね。水曜の午前は,あんたが樽に入る番でいいかね?」