誰かが 書き残していった 名も知らない歌は 私を責めているようで 涙が零れてきた 口ずさんだ私に 世界は耳を澄ました その歌の痛みまでは 解りはしないのに… 湧き上がる孤独 堪えて 雪のように踊る snow dAnce この惑星(ほし)にある 優しさは 雪のように 消えちゃうの? 聖なる終わりの日が 廃墟に舞い降りてくる 花に降り積もる雪を かじかむ手で払って 錆びついた鎖 砕いて 歩き出す like a slow dAnce 口ずさむ歌の痛みを この胸に刻みながら 語るべき言葉 探して 答え求めた空から 幾千夜の刻(とき)を越えて 今日も雪は降り続く