2003/01/15 (水) 13:44:24 ◆ ▼ ◇ [mirai]また私のいとこのK君の話です。
K君にはN君という変わった友人がいました。N君はオカルト好きで、
特に西洋の悪魔に関することが好きでした。悪魔を呼び出す儀式を
真似てみたり、悪魔を示す666という数字を書いたり。
ある日の夜、K君の家にN君から電話がかかってきました。
N「なあ、なんか俺、今日へんなんだよ。何かの唸り声みたいなのを
聞いたり、鏡を見ると自分の後ろに黒い人みたいなのが立っているんだ。
もしかして、俺、本当に悪魔を呼び出しちまったのかなあ・・・K、お前
霊感強いだろ?なんとかしてくれよ!」
K「そんなの俺にはどうしようもできないよ。
どっかのお坊さんにでも聞いてみろよ。」
とK君が言ったとたん、電話は切れてしまいました。
翌日、N君は学校を休みました。担任の先生は、今朝N君の両親から
電話があって、N君は熱を出したので休むと言うのです。
しかし1週間経ってもN君は学校に来ませんでした。担任の先生は言いました。
「N君は精神が不安定で病院に居るらしい。お前ら、なにか最近の
N君について知らないか?」
K君のクラスでは、本当に悪魔を呼び出してしまったのでは、と騒がれました。
みんな、N君が行った儀式で悪魔が来てしまった、と言っています。
しかしK君はそうは言ってません。K君が言うには、N君はおかしくなる111日前から
毎日6つずつ、N君のノートに666という数字を書いていたそうです。
おかしくなった日でちょうど666回666を書いたのです。
666という数字のせいだと言うのです。
666を666回。私は偶然だと思っていますが、K君が言うには、誰でも
666を1日6つづつ111日に分けて書くと悪魔を呼び出せるそうです。
これを読んだ皆さん、そんなことは無いと思いますが、実際にN君は
おかしくなったので、くれぐれも試そうなどとは思わないでください。