投稿者:ハッカ飴 2003/01/17 (金) 01:11:57        [mirai]
そうそう、まだ続きがあるんだ。

あの新郎新婦のカットで、新郎が兄以外の誰かだと考えると、
兄は参列者の中にいるはずで、そっちを見るようなしぐさは描かれていなかったのが引っかかる。

これを根拠とするわけではないが、新郎新婦が映っている全てのカットで
新郎が同一人物だと考えると、ちょっと面白くないか?
こう考えるといくつかの謎が一度に解ける。

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新婦がブーケを投げる前、新婦は咲耶だな。
隣にいる新郎は兄だ。

そしてブーケが投げられた後、新婦が別の誰かになる。
兄と結婚した誰かだ。

つまり、ブーケを投げる前が理想。
ブーケが投げられた後が現実。この物語の少し前に、別のどこかの教会であった現実だ。

そうなると、『自分が祝福の言葉をかけてもらう時、隣にいるのは兄ではない』という表現になったのもすぐに理解できる。
兄の隣にいる人はもう分かっているのだから。

そして、最後の Thinking of you in this special day. はこの物語のことになる。

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でも相変わらず最後のカットが分からないままだ。
春の訪れを感じさせる木の新芽がな。