2003/01/20 (月) 01:12:03        [mirai]
> 録画しておいた十二国記を見る

清秀の死を真実として受け入れる事の出来ない鈴。周りで一部始終を見ていたはずの街の人達も見てみぬふりをし、
何事も無かったかのように振舞う。そんな鈴に救いの手を差し伸べた人物がいた。
その人物から鈴は清秀をひき殺した郷長昇紘の情報を得るのだった。鈴は昇紘に対する恨みから仇討ちを決意する。

一方、里家へと戻ってきた陽子もまた蘭玉から止水の郷長である昇紘の事を聞いていた。
そして自分の知らない所で勝手をしている実情を聞き、その憤りを遠甫にぶつけてしまう。
しかし今の自分には何もしてやることが出来ないと、陽子は自分を責める。
翌日、そんな陽子の元を景麒が尋ねてくる。陽子は景麒に昇紘の事を探らせていたのだ。

雁国と慶国との国境の街へとやってきた祥瓊は、ここまで連れてきてくれた楽俊と別れた。
祥瓊はお礼を言う間もなく去って行く楽俊に自然と頭を下げる。
今までただ頭を下げていれば良いのだと思っていた祥瓊にとって、初めて心から「ありがとう」と思って行った礼だった。

そしてようやく慶国へと一歩踏み出した祥瓊だが、新王が立ったという事で故郷へと帰ってきた人々の会話は、
国の荒れようや女王への不満ばかり。祥瓊は景王に同情心を抱く。そんな中、とある商人から明るい話題が出てくる。
和州の止水にいけば土地と戸籍を貰えるというのだ。

祥瓊は同じ事を柳国で聞いていた事を思い出す。期待を胸に荒れた慶の大地を眺める祥瓊は、
自分の故郷の国が同じ様に酷く荒れていくのだと思い、胸を痛めるのだった。
鈴は昇紘の証拠を集めるため再び事故の起こった場所へとやってきて、逆に昇紘をかばっているという人物がいると聞かされる。
鈴は自分が信じていたものの一切を裏切られ、自分の愚かさに気付かされる。そして首都堯天へと向かう。

そこで鈴は仙人を斬る事のできる冬器を購入する。そして堯天山のはるか高い所にいるであろう、その人物に向かって復讐を心に誓うのだった。

参考:2003/01/20(月)01時06分09秒