こんな日こそ幼馴染と出かけたい 一本の傘で肩を寄せ合い並んで歩くんだ 「ねぇ、そっちの肩濡れてるよ?」 「気のせいだ」 「でも」 「気のせいだ」 「うん・・・ありがと」 こんなことを言って頬を紅く染めながら ギュッと俺にしがみつくに違いない