◇“ネット廃人”がひきこもりに 家庭にインターネットの常時接続が急速に普及する中で、世界中の人と同時に プレイできるネットゲームの世界から抜け出せなくなる“ネット廃人”がひきこ もりの子供たちの間に広がっている。不登校やひきこもりの子供たちの社会参加 を支援してきた横浜市の教育研究所(民間教育施設)の牟田武生所長は「ネット ゲームはひきこもりの状態を長引かせる最大の要因の一つになってきた。ネット 廃人になると、最低でも2年は仮想現実の世界から抜け出せなくなる」と指摘す る。