>  2003/01/24 (金) 12:00:39        [mirai]
> > デート中にも気の強いところを見せてくれれば更に良い
> > 「はい。飲み物買ってきたよ」
> > 「うわっ。あんたバカぁ?何これ」
> > 「何って…缶コーヒーだけど」
> > 「こんなもの飲めるわけないでしょ!」
> > こんな感じで罵倒されたあとに
> > 「ほら行くわよっ」とかいって漏れの腕を強引に組んで
> > 一緒に飲み物を買いに行ったりしたい
> 「あんたバカぁ? こういうときは男の子が奢るものって相場が決まってるのよっ」
> 「えっ、そうなの?」
> 「あったり前でしょ~! どうしてこう日本人ってレディーファーストって物を理解しないのかしらね」
> 「アスカ、それ違うよ……」
> 「う、うっさいわねー!」
> と言って赤面するアスカ萌え

「わ、わかったよ、で、どれがいいの?」
「うーん…こっちの缶コーヒーがいいわね、でもあっちのもいい…」
「迷ってないで早く決めてよ」
「うっさいわねえ!…そうだ!アンタあっち買いなさい!私これにするから」
「ええ?」
「いいから!」
僕はそうして二つ買うと、二人で並んでベンチで飲み始めた
「おいしいわね」
「うん」

「はいっ」
「え?」
そして半分も呑んだ頃にアスカが僕に缶をつきだしてきた
「なにって顔しないでよ、交換よ、交換」
「ええ?呑みかけだよ?」
「アンタ!アタシの呑みかけじゃ駄目だっつーの?」
「い、いや、アスカが…」
「私はしかたなーく我慢してあげるわよ、ほら、とっととよこしなさい」
「う、うん…」
アスカは奪い取るとすぐに飲み始めた、僕も見習って、少し顔を赤くしながらアスカが…口をつけていた缶に口を付けて呑み始めた。
「これってさ…間接キスだよね…」
「…」

「…(真っ赤)」
「…(真っ赤)」
僕等二人とも飲み終わると、無言でベンチ後にした。
僕はなんとなく缶が捨てられなかった。

参考:2003/01/24(金)11時54分56秒