2003/01/26 (日) 21:11:04        [mirai]
今日は、あやしいわーるどのオフ会。長年、共に童貞を守り、幼女に萌えてきた仲
間たちに今日初めて会える。漏れは胸を弾ませオフ会場に向かった。オフ会場は細
い裏路地の奥の奥、潰れかけの、小さな居酒屋。同人に全ての金をつぎこんで、が
けっぷちの三十代の漏れにはぴったりな場所だ。中に入ると、辛気くさい顔をした
客が一人。彼が、住人だろうか?
「ェ…AGいる?」
俺は、決められていた合い言葉を言ってみた。すると、彼は答えた。
「…いるよ…」
そして彼は黙って漏れにフロッピーディスクを一枚渡し、言った。
「これが真実だ…-モ-ヤ-リ-」
漏れは、肌身離さず持っていたノートパソコンで中身を確認した。
フロッピーディスクには、容量を限界まで使った、長い、長いスクリプトが入って
いた。あやしいわーるどは、漏れと、AGStarだけの、二人だけの花園だったのだ。
「待ってくれ!」
漏れは叫び、店を飛び出し男の肩をつかみ、引き留めた。
「…今夜、一緒に……ギッシギッシしないかい?」
男は、一瞬、戸惑いの表情を浮かべ、ゆっくりと頷いた。