『黄泉がえり』を観てまいりました。
いやぁ、期待以上に良作だったんでビックリ（ｗ
最近は過度の期待を胸に観た映画でがっかりするパターンが多かったんですが
今回はとりあえず草なぎ剛の初主演映画ということだけで観て
いい意味で期待を裏切られたという感じですかね（ｗ

死んだ人が蘇って喜ぶ者、妬む者、混乱する者。
蘇っても自分の居場所がないことに気付く者。
死ぬことにより会うことができなかった人に蘇る事により出会えた者。
生きている頃に成しえなかった夢を蘇ることによって成しえようとする者。
一言で蘇るといってもその後は様々な生き方があるということに重点を置いて
それぞれの人間関係がうまく表現されていたと思います。

ただ残念なのは蘇る前の人間模様がもっときちんと描かれていれば
もう少し個々それぞれに感情移入できたんではないかなぁと思ったところですか・・・。
例えば１時間の連続ドラマならそれも可能なんでしょうどね・・・。
なので個々のエピソードを含めたものをドラマ化するのも面白いかと思います。
まぁこれはあくまで個人的願望ですが（ｗ

特に印象に残ったのは斉藤医師（田中邦衛）のエピソードと
川田平太（草なぎ剛）と橘葵（竹内結子）がおでん屋で語らうシーンでした（ｗ