ヒロインは幼き日に孤児院で一緒に過ごした男の子が大好きでした。 その男の子は里親にもらわれていくときヒロインに好きだと言ってくれましたが、ヒロインは恥ずかしくて返事もできないまま別れてしまいました。 数年後ヒロインは病気にかかり1年の命と宣告されます。 あの男の子に会いたい。その気持ちを胸に、探し続けるヒロイン。 そのかいあって、あの男の子がアメリカのとある州に住んでいることがわかりました。 アメリカに渡ったヒロインを待ちうけていたものは、あの男の子の死。 あの男の子は2年前に交通事故で亡くなっていたのです。 絶望の中、ヒロインは男の子の墓に身をゆだねるように永久の眠りにつくのです。 永遠に降り続ける雪がヒロインの身体をやさしく包み込みます… END