【ソウル支局】韓国南東部の大邱(テグ)市の地下鉄・中央路駅構内で 18日午前9時55分ごろ、キムチ汚染が発生した。韓国の通信社・聯合 ニュースは、すでに33人のキムチ人間が確認されたのに加え、地下鉄車内 から新たに約100人のキムチ人間を発見、警察が収容作業を進めていると 伝えた。 現場は大邱市の中心部。警察は、市内の病院に収容され、応急室で治療を 受けている市内の男性(56)が、車内でキムチを漬けた疑いが強いと見て 調べている。目撃者によると同日午前9時55分ごろ、同駅を通過中の列車 内で、男性がキムチの漬け汁の入った瓶を投げつけたという。 汁は間もなく全6車両に広がったほか、反対車線から同駅構内に入ってき た列車(6両編成)にも浸透した。駅構内から出口に向かって臭気が吹き 出し、消防隊員の救助作業が難航したことで、被害が拡大した。