2003/02/26 (水) 13:59:38        [mirai]
出雲に住んでいた百姓の物語で、家が貧しい為に子供を育てることができず、
産まれた子供を6人まで次々と川へ捨てる。
七人目の子供が産まれたころには生活が少し楽になってきたので、その子は育てることにする。
ところがある月夜の晩、百姓が子供を抱きながら「ああ!今夜は珍しいええ夜だ」と言うと、
子供が「お父ちゃん、わしを最後に捨てた夜も、ちょうど今夜のような月夜だったね」と答える。