2003/03/01 (土) 21:04:39        [mirai]
スネ夫のニヤリズム美学

  ある日のこと。例によって、のび太はジャイアンに空き地でいじめられて
いた。
  「のび太あ!今すぐここで検便しろ!」
  ウ○コマニアが喜びそうな発言をするジャイアン。
  スネ夫はニヤニヤしている。
  「そんなあ!便秘ぎみなんだよ。今あ!」
  「それができなきゃ、これで出来杉を仕留めてこおい!」
  そういって、のび太にチタン加工のゴルフクラブを渡すジャイアン。
  スネ夫はニヤニヤしている。
  仕方なくのび太はクラブを手に、出来杉の自宅に向かった。
  出来杉家に着くとインターホンを鳴らす。
  「ピンポーン。」
  出来杉の父の妻が出た。
  「はい。どちら様?」
  「奥さん。酒屋です。」方向性が違うのび太。
  「あら。入って。」
  玄関のドアが開くなり、のび太は出来杉の母を押し倒した。
  「きゃー!何するザマス!」(注:作者の意向により奥様はすべてザマス
口調。)
  のび太は熟女のスカートを一気に引っぺがし、いきなりインサートしよう
とする。
  「どうしたの?母さん!」
  騒ぎを聞きつけたのか、出来杉が二階から降りてきた。
  のび太はピストン運動を繰り返しながら、脇にあったチタン加工を手に取
る。
  「母さん!」
  出来杉は暴行されている母を助けようと、常時携帯しているアイスピック
を構えた。
  「のび太あ!死ねい!」
  ピックでメッタ突きする出来杉。
  しかしのび太は冷静だった。
  出来杉の母の身体を抱きかかえ、ピックの攻撃の盾にする。
  「あぎゃぎゃぎゃぎゃあ!」
  アイスピックの突きはすべて母に当たり、無数の穴があいた。
  「母さ~ん!」
  吹き出す血に出来杉は絶叫する。
  だがのび太は出来杉に悲しむ間も与えなかった。
  クラブをバットのように構え、フルスイングする。
  「バゴォッ!」
  いびつな音をたて、クラブのヘッドが出来杉のヘッドに当たった。
  崩れ落ちる出来杉。
  のび太はシャレのきいた攻撃に満足し、ニヤリと笑った。
  念のため、出来杉の死体にもう一度クラブを叩き込む。
  頭が割れ、そこから出来杉のドロッとした味噌が出ていた。
  のび太は死体を抱え、家を出た。