② 2003/03/01 (土) 21:05:07 ◆ ▼ ◇ [mirai]そしてずるずる引きずりながら道路を歩いた。
すると、巡回中の警官がやって来た。
「君、ちょっと!待ちたまえ。」
そういってのび太に近づく。
「この人、どうしたんだね?」
「いやあ。かなり酔っちゃったみたいで。」
「君ら、小学生だろ。」
「・・・・すいません。」
「ま、よかろう。でももう飲んじゃいかんぞ。」
「はーい。もう飲みません。」
警官は去っていった。
空き地に着くと、談笑しているジャイアンとスネ夫の前に、のび太は出来
杉の死体を放り投げた。
「殺ってきたよ。ジャイアン。」
のび太は誇らしげだ。
「そうか。よしよし。じゃ検便しろ。」
ウ○コマニアが喜びそうな発言をするジャイアン。
「えぇ?そんなあ!便秘ぎみなんだよ。今あ!」
スネ夫はニヤニヤしている。
仕方なくのび太はズボンを下ろし、地面にしゃがみこんだ。
「たっぷり出せよお!のーびー太あ!」
ジャイアンはにひひと笑った。
スネ夫はニヤニヤしている。
「う~ん。」うなるのび太。
身体にめいいっぱい力を入れてふんばる。
その時声がした。
「こらこら。何やってるんだ。君たち。」
ふたたびあの警官が現れた。
「こんな所で排便してはいかんよ。」
警官はそういって、のび太のズボンを押し上げた。
「邪魔すんなよな。オッサン。」
ジャイアンはそういって、こっそり自動小銃を後ろ手に持つ。
「君たち、だいたいこんな夜中に何をやってるんだ。」
ここで初めて夜中であることが判明。
じゃ、なんで出来杉の母はすぐドアを開けたんだ?という質問は自粛され
たい。
「まったく・・・・。何を考えてるんだ。こんな遅くまで外で・・・・。
夜は寝るもんだろ。早く帰りなさい。」
スネ夫はニヤニヤしている。
ジャイアンは銃を撃つタイミングを計っている。
のび太はボーッとしている。
出来杉は死んでいる。
「あー、それから君。そこの彼を起こしてあげなさい。」
警官はのび太に言った。
しかし死んでいる人間は生き返らない。
のび太は他にすることがないので、またズボンを下ろし、とりあえずふん
ばり始めた。
「こんな所で排便してはいかんよ。」
警官はそういってのび太のズボンを押し上げようとした。
「邪魔すんなよな。オッサン。」
ジャイアンはそういって自動小銃を警官に向けた。
「モデルガンかね。まったく・・・・。銃を玩具にするなんて、世の中間
違っとるな。」
その瞬間、ジャイアンは引き金を引いた。
ズガガガガガガ!