2003/03/01 (土) 21:05:07        [mirai]
そしてずるずる引きずりながら道路を歩いた。
  すると、巡回中の警官がやって来た。
  「君、ちょっと!待ちたまえ。」
  そういってのび太に近づく。
  「この人、どうしたんだね?」
  「いやあ。かなり酔っちゃったみたいで。」
  「君ら、小学生だろ。」
  「・・・・すいません。」
  「ま、よかろう。でももう飲んじゃいかんぞ。」
  「はーい。もう飲みません。」
  警官は去っていった。
  空き地に着くと、談笑しているジャイアンとスネ夫の前に、のび太は出来
杉の死体を放り投げた。
  「殺ってきたよ。ジャイアン。」
  のび太は誇らしげだ。
  「そうか。よしよし。じゃ検便しろ。」
  ウ○コマニアが喜びそうな発言をするジャイアン。
  「えぇ?そんなあ!便秘ぎみなんだよ。今あ!」
  スネ夫はニヤニヤしている。
  仕方なくのび太はズボンを下ろし、地面にしゃがみこんだ。
  「たっぷり出せよお!のーびー太あ!」
  ジャイアンはにひひと笑った。
  スネ夫はニヤニヤしている。
  「う~ん。」うなるのび太。
  身体にめいいっぱい力を入れてふんばる。
  その時声がした。
  「こらこら。何やってるんだ。君たち。」
  ふたたびあの警官が現れた。
  「こんな所で排便してはいかんよ。」
  警官はそういって、のび太のズボンを押し上げた。
  「邪魔すんなよな。オッサン。」
  ジャイアンはそういって、こっそり自動小銃を後ろ手に持つ。
  「君たち、だいたいこんな夜中に何をやってるんだ。」
  ここで初めて夜中であることが判明。
  じゃ、なんで出来杉の母はすぐドアを開けたんだ?という質問は自粛され
たい。
  「まったく・・・・。何を考えてるんだ。こんな遅くまで外で・・・・。
夜は寝るもんだろ。早く帰りなさい。」
  スネ夫はニヤニヤしている。
  ジャイアンは銃を撃つタイミングを計っている。
  のび太はボーッとしている。
  出来杉は死んでいる。
  「あー、それから君。そこの彼を起こしてあげなさい。」
  警官はのび太に言った。
  しかし死んでいる人間は生き返らない。
  のび太は他にすることがないので、またズボンを下ろし、とりあえずふん
ばり始めた。
  「こんな所で排便してはいかんよ。」
  警官はそういってのび太のズボンを押し上げようとした。
  「邪魔すんなよな。オッサン。」
  ジャイアンはそういって自動小銃を警官に向けた。
  「モデルガンかね。まったく・・・・。銃を玩具にするなんて、世の中間
違っとるな。」
  その瞬間、ジャイアンは引き金を引いた。
  ズガガガガガガ!