> 女なんていくらでも漏らすぜ > のテンプレキボリ とても幸せだった… それが日常であることをぼくは、ときどき忘れてしまうほどだった。 そして、ふと感謝する。 ありがとう、と。 こんな幸せな日常に。 煽られ、騙られることだって、 それは幸せの小さなかけらだった。 永遠に続くと思ってた。 ずっとぼくはぁゃιぃで跳ねまわっていられると思ってた。 幸せのかけらを集めていられるのだと思ってた。 でも壊れるのは一瞬だった。 永遠なんて、なかったんだ。 知らなかった。 そんな、悲しいことをぼくは知らなかった。 知らなかったんだ…。 「えいえんはあるよ」 彼女は言った。 「女なんていくらでも漏らすぜ」 確かに、彼女はそう言った。 永遠のある場所。 …そこにいま、ぼくは立っていた。 参考:2001/02/26(月)03時19分18秒