土浦署と茨城県警生活安全総務課は2月27日、パソコンを使い、 遠隔操作でパチンコ台の出玉やパチスロ機のメダルの出方を調整していたとして、 パチンコ店運営会社社長ら2人を風営法違反(構造設備の無承認変更)の疑いで逮捕した。 同署によると、パソコンを使った遠隔操作による不正での逮捕は県内初で、 パチスロ機では全国初という。 逮捕されたのは、韓国籍で水戸市のパチンコ店運営会社 「ダイガクコーポレーション」社長李供模容疑者と、 土浦市の同社専務、吉名涼一容疑者。 調べでは、両容疑者は共謀して、昨年11月下旬ごろ、 県公安委員会の承認を受けていないのに、同社が運営する阿見町阿見のパチンコ店 「パチンコ大学阿見2号店」で、設置しているパチンコ台106台、パチスロ機28台に、 パソコンなど遠隔操作用器具を接続した疑い。