高校の卒業アルバムの顔写真に、留年したという理由でシール をはられ、人格権を侵害されたとして鹿児島県鹿屋市内の女性 (19)と両親が26日、同県を相手取り、約200万円の損 害賠償を求める訴えを鹿児島地裁鹿屋支部に起こした。 訴状などによると、女性は県立高校を昨年3月に卒業予定だ ったが、出席日数が足りず留年が決まった。既に完成していた 卒業アルバムでは、自分の顔写真と名前がシールで隠されてい た。「当時の校長と教頭らが職員会議で話し合いもせずに決め ており、裁量権を逸脱している」と主張している。 女性は留年決定後、別の県立高校に転校した。父親(45) は「学校に在籍していなかったかのように思わせ、配慮が欠け た行為」と話している。当時の校長は、アルバムは卒業生だけ を対象にし、正しい記録を残すためと説明していた。 ドキュソUZEEEEEEE