2003/03/13 (木) 02:07:51        [mirai]
これは私が高校性の時に登山部の友達に聞いた

顧問の先生が体験した話です。

大学時代仲間4人で、冬山に登山に行き山小屋で 一泊したそうです。

他に登山者はなく夜は更けて灯りもなく

4人は寝る仕度をしたけれど、あまりの寒さにこのままでは凍えてしまうと思い

一人が ある提案をしました。

それは、四角い部屋の四隅に一人ずつ行き

最初の一人が壁を伝って次の人の所に行きタッチをして

次の人がまた壁を伝って次の人の所に行き、

それを繰り返し凍えるのを防ごうという事です。

四人は早速始めたそうです。

そして夜がしらじらとあけるまで続けたそうです。

四人はくたくたになったけれど助かったと思い、ほっとして朝食を取りました。

しばらくして一人がポツンと言ったのです。


「なんか、変じゃないか・・・?」


そうなんです。

もう説明しなくてもうお分かりでしょうが、

一人が もう一人の所に行くと最初の地点は誰もいなくなるのです。

するとタッチを続けることは出来ないのです。

出発点の所には誰もいなくなるのだから・・・。