2003/03/24 (月) 23:47:54        [mirai]
「あ‥‥‥はぁぁぁ‥‥‥」
 さくらが詰めていた息を吐き出した。
 口を押さえていた手を重そうにだらりと垂らし、ドアに体重を預けてハァハァと
酸素を貪る。
 だが、それで終わりではなかった。
 知世は、吐くモノをを吐いて少し萎えかけた肉茎に、口中で舌を絡めた。
 大粒の飴玉をしゃぶるように、舌で茎の先をこね回す。
「あッ!‥‥‥と、知世ちゃん!」
 思わず声をあげたさくらを見上げた知世は、くわえた肉茎の脇に右手の人差し
指をそっと立てる。
 声を出さないでください。
 知世の目はそう告げていた。
「でも‥‥‥あッ‥‥‥んッ!」
 さくらが慌てて口を押さえ、迸ろうとする喘ぎを殺す。
 知世は、そんなさくらを追い立てるように頭を前後させ、肉茎に舌を絡めて熱
心にしゃぶりたてる。
 技巧としては拙いが、それを受けるさくらが性的には輪をかけて幼い。苦しさ
と紙一重の快感にさくらはたちまち2度目の頂上に押し上げられて行った。
「ん‥‥んんッ‥‥んーッ!!」
 押さえた指の間からどうしても漏れる声。そして再び仰け反る身体。
 どくん。どくっ、どく‥‥‥
 知世の口中に、先ほどと同じ熱い液体が噴き出した。量は半分ほどだが、勢い
は殆ど変わらない。
 それを、喉を鳴らして飲み下すと、知世はようやくと肉茎から唇を離した。