2003/03/31 (月) 22:45:06 ◆ ▼ ◇ [mirai]ネガティブな事を記したほうが読み物として面白いだろう
と思っていた。だから文章を書くと大抵暗い内容になるの
だが、書く事で少しでも毒素を吐き出せれば自分が救われ
ると信じていた。しかしどうだろう・・・。もうしみったれた
表情の仮面は剥ぎ取ってもいいかもな。実わ俺はそんなに
暗くないのかもしれない。どちらかといえば能天気なネア
カな部類の人間かもしれない。シリアスな方がカッコイイ
という幼少からの概念が抜け切れずどこか美意識に縛られ
ていた気がする。ホントの俺はちゃらんぽらんであるのだ。
その事実をいい加減認める年になったというところか。毎
日適当に暮らしてるので実はそこそこ生きてるのが愉しか
ったりする。毎日を意味付けする無意味さに気付いてだい
ぶラクになれた。僕の人生に意味など何もなく、ただ与え
られた余生を謳歌するだけだ。したいことをするだけだ。
したくないこともちょっとはしなきゃならないのだろうけ
ど相変わらず欲望には勝てず悟りをひらいた仙人への道は
限りなく遠い。諦めという名の心地よい絶望という境地に
達したまでだ。去年の今頃の自分が懐かしく恥ずかしい。
どうでもいいはずの女に醜いほどしがみつこうとしていた
のだから。どうかしていたよ。本当にどうかしていた。あ
まりにも自分を低く貶めすぎていた。世界が広いことを忘
れていた。それからいろいろあって愛される自信やら愛す
るという錯覚に戸惑いながら不器用な成長を遂げて解った
事は、恐れるものは何もないという事だ。馴れ合いも孤独
も予定調和もアクシデントも全ては僕の性感帯をまさぐっ
てるかのようだ。君の掌でドキドキしながら踊る僕の情熱
が燃え出しそうで、信じられる予感に震えてる。もっと大
胆に踏み出せばいい。きっとまた僕の知らない景色が見れ
そうでワクワクしている。