>  2003/04/01 (火) 03:20:38        [mirai]
> 数年前、漏れが吉原で体験したこと。
> 入店して待合室に通されると、オバサンが数人の客と話をしていた。
> スポーツ新聞を読みつつ聞き耳をたてていると、全盲の息子が筆下ろしをしたいと言うので
> 付き添いで来たらしい。
> オバサン(以下母)は色々心配事を口にしていたが、話し相手の客数人は「大丈夫」「心配しなくていいよ」
> となだめていた。
> 暫くたって奥から白杖持った青年と姫が待合室にやってきた。
> 革靴はピカピカで結構いい服をきている。この日のために揃えてあげたのだろう。
> 母はソファから飛び出して姫と軽く会釈したあと、「どうだった?いいこと出来た?」
> 青年「うん。よかったよ。このお姉さんのおかげで」
> 実は姫を指差すつもりが別の方向だったので、姫が素早く指した方向に移動。
> 母は顔をくしゃくしゃにして泣きながら「あんたよかったね~!!」と背中を何度もさすっていた。
> 客も拍手したり「よかったなあ」と激励していて、今まで無口だった893風の客まで立ち上がって
> 青年の肩をポンポン叩きながら「あんたも一人前の男になったぞ」と祝福していた。
> 姫も感動して泣いていた。実に素晴らしい光景。
> 涙腺の弱い漏れは新聞で顔を隠しながら泣いた。

読みながら、でぃすの('Д')の人が頭に浮かんで離れなくなった

参考:2003/04/01(火)03時17分38秒