> 2001/03/06 (火) 16:40:33 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > いや、俺はそれほど革新的だったとは思わないな。
> > 青苗にしろ均輸にしろ後漢の時代にすでに開始されていた前例があるわけだし、先進だったのは募役、保甲、保馬位のものだろう。
> > それにしたってコペルニクス的転回というわけではなし、つまり曹操あたりの先駆性とは一線を画すと思うよ。
> > 確かに王安石はそこに眼をつけた点はいい線行ってる。
> > だけど、神宗という後ろ盾を持ちながら、保守的な官僚主義の乱麻を断つことができずに、
> > 新法、旧法党という対立図式を構築する種をまいたのは果たして評価できるかな?
> > それが靖康の変の遠因ともなるわけであるし、南宋当時の和平派強硬派の二項図式の元になったともいえるんじゃない?
> ゴメソ、知ったかしてみただけです ノ(´д`)
> つーか何で中国にそんなに熱くなるよ?
> 漏れとしては蒋介石が何で中国を資本主義国家に出来なかったか
> というのが素朴な疑問なんだが。結局独裁者だったのかい?
> 袁世凱とか毛沢東とか中国人つううのは独裁者になろうとしか
> 考えないものなのかね。
> 日本も含め自発的に民主主義が根付くというのはあり得ないのかね。
やはり古来からの儒学と身分制の影響が強いんじゃないかな。
実際あの広大な地域を治めるには並大抵のことではできないし、
民主主義に不可欠である平等教育と言うのが成立しずらいというのもあるだろうね。
つまりはいまだに前近代的な思想が強く残っていると言うのもが要因であって、
毛沢東はともかく袁世凱は独裁者を思考したのではなく、単に身分制としての
いわば出世の最終目標たる帝位を思考するのは至極当然のことだろうね。
参考:2001/03/06(火)16時31分37秒