2003/05/01 (木) 02:12:56        [mirai]
> > かおりんが榊さんと添い遂げられることを願って止まない漏れもいるよ
> 前に榊さんがかおりんに告白されて困ってしまって神楽に相談してフニャフニャという
> ストーリーを書いた記憶があるヽ(´ー`)ノ誰か肉付けしてくれ

放課後掃除の時間。榊さんとゴミ捨てへ。
榊さんは真面目に掃除をするのでいつも率先してゴミを捨てに行く。
今日はゴミが多かったのであたしがついて行くことにした。
ゴミ捨て場までの数分。無口な榊さんは全く言葉を発しない。
何か話しかけようかと思うけど言葉が選べない。
放課後。人が慌ただしく行き来してる。数人の先生に挨拶しつつゴミ捨て場へ。
変態木村にまで挨拶するのはどうかと思っちゃったけど。
今はリサイクルだ何だでゴミ一つ捨てるのもとっても大変。
一応ゴミ箱は別れているけど、ともちゃんあたりはわざと違う方にゴミを捨てる。
ちょっとムカつきながらゴミを分け直す。
榊さんはあたしが分けたゴミを黙々と収集箱へ入れる。
これって共同作業よね…馬鹿なことを考えるあたし。

痛っ

空き缶の口で指を切ってしまった。ボーっとしてるから…
傷が深いのか血が止まらない。オロオロするあたし。
「どうした…」
榊さんが作業の手を止めてあたしの方へ来てくれた。
「まずは水で傷を洗おう…雑菌が入るといけない…」
あたしの手を力強く握って水飲み場へと向かおうとする榊さん。

ドタッ

…こけた。

手を握られたことに気をとられて脚が動かなかった。動こうとしてくれなかった。

榊さんも転んだようだ。膝小僧からは血がにじんでいる。

どうしよう…
どうしよう…あたしのせいで榊さんが…

『なめます!』

そう言う前から榊さんの膝をなめてしまったあたし。
もうなにしてるのか全然分からない。
口の中に鉄の味が広がる。
けど…榊さんのきれいな脚が…脚が…傷でも残っちゃ大変…

「もういい…」「もういい…」

『ダメです!!死んでもなめます!』

「もう…やめてくれ…」

『ダメです!あたしの大好きな榊さんの脚に傷が残っちゃ嫌です!』


はっ
あたし何言っちゃったんだろう。

…涙が出そう。
榊さんの顔が見れない

気づいたらあたしは泣きながらグラウンドの方へ走っていた。
どうしよう…

かおりん編で飽きた

参考:2003/05/01(木)01時51分34秒