>  2003/05/24 (土) 13:16:17        [mirai]
> > (´Д`) <倫敦曇より晴れたら巴里♪
> 2番の歌詞が聞き取れないので書いてください

月末になると ゆうちゃんは 薄い給料袋の封も切らずに

必ず横丁の角にある郵便局へ 飛び込んで行くのだった

仲間はそんな彼を見てみんな 貯金が趣味のしみったれた奴だと

飲んだ勢いで嘲笑っても ゆうちゃんはニコニコ笑うばかり

 

僕だけが知っているのだ 彼はここへ来る前にたった一度だけ

たった一度だけ哀しい過ちを犯してしまったのだ

配達帰りの雨の夜 横断歩道の人影に

ブレーキが間に合わなかった 彼はその日とても疲れてた

 

人殺し あんたを許さない と彼をののしった

被害者の奥さんの涙の足もとで

彼はひたすら大声で泣きながら

ただ頭を床にこすりつけるだけだった

 

それから彼は人が変わった 何もかも

忘れて 働いて 働いて

償いきれるはずもないが せめてもと

毎月あの人に 仕送りをしている

 

 

今日ゆうちゃんが僕の部屋へ 泣きながら走りこんできた

しゃくりあげながら彼は 一通の手紙を抱きしめていた

それは事件から数えて ようやく七年目に 初めて

あの奥さんから初めて 彼宛に届いた便り

 

「ありがとう あなたの優しい気持ちは とてもよくわかりました

だから どうぞ送金はやめてください あなたの文字を見るたびに

主人を思い出して辛いのです あなたの気持ちはわかるけど

それより どうかもう あなたご自身の人生を 元に戻してあげてほしい」

 

手紙の中身はどうでもよかった それよりも

償いきれるはずもない あの人から

返事が来たのがありがたくて ありがたくて

ありがたくて ありがたくて ありがたくて

 

神様!って思わず僕は 叫んでいた

彼は許されたと思って いいのですか

来月も郵便局へ 向かうはずの

優しい人を許してくれて ありがとう

 

人間って哀しいね だってみんな優しい

それが傷つけ合って かばい合って

何だか もらい泣きの涙が 止まらなくて

止まらなくて 止まらなくて 止まらなくて

参考:2003/05/24(土)13時12分41秒