2003/05/31 (土) 13:58:30        [mirai]
戦略の取材で、ソフマップの大阪・なんば店と京都店を訪れました。
店に入るなり目に飛び込んできたものは、うずたかく積まれた「ガンダム」のプラモデル、
無造作にジャンクパーツの放り込まれたかご、そして店内の壁を埋め尽くす、
常連客の描いたゲームの美少女キャラクターの似顔絵イラスト――。
家電業界では、東京・秋葉原で見られるような、こうした“おたく”系の雰囲気を
「ソフマップワールド」と呼ぶそうです。
  店内は込み合い、平日の午後というのに、レジに行列が出来るほどの客の数です。
デフレ不況とパソコン需要減のダブルパンチの中、しぶとく固定客を集めて生き残る
ソフマップを見ていると、日本が世界に誇る「アキバ文化」もまだまだ捨てたものではないと、
少しうれしくなりました。

日経ビジネス2003.6.2号 編集後記より