5月21日（水）  
◆仕事を終え雨の中車を走らせていた。
11時頃になるとちょうど家に近づいたと実感の沸くあたりへさしかかる。
雨は既に小降りで、視界は決して悪くはなかった。
iPodと繋いだカーステレオからはいつものように電気グルーヴのオールナイト、「平成新造語」のコーナーで最高にくだらないハガキが読まれ、俺も運転しながら大爆笑。
目の前に飛び出した白い物体が子犬だと認識したときにはもう鈍い音と軽い衝撃が走っていた。
ブレーキを踏むいとまは無かった。
俺とまみえるまで犬だった物体は、おそらく一瞬で犬の形をとどめた肉片に変わっただろう。
俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺
が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が
殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺
した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺し
た。俺が殺した。俺が殺した。俺が殺した 

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