2003/06/16 (月) 02:52:17        [mirai]
 日夜正義のため、子供たちをストーキングしている乾パンマン。
 彼にもかつては信頼できる仲間達がいた、
 育ての親の南無おじさんや、アバタさん、愛犬のスチーム・・・・
 仲間達に助けられ、乾パンマンはいつだって張り切ってストーキングしていた。
 だが、悲劇は起こった!
 ストーキングも終わり、疲れた乾パンマンは乾パン工場へと帰ってきた、そこで彼が見たものは!
「アバタさん!?」
 変わり果てたアバタさんと、胡乱な表情でたたずむ南無おじさんだった。
「これは一体!?」
「違うんだ乾パンマン!」
 そこで何が起こったのか、アバタさんの様子を見れば一目瞭然だった。
 すでに冷たくなっているアバタさんの衣服ははだけ、乱暴された様子がうかがわれる。
「ワシは悪くないんじゃ!ワシは本気でアバタのことを!
 アバタがワシを『ジジィ』などと罵るものだから・・・」
「南無おじさん・・・」
「ワシは!ワシはなんてことを!おしまいじゃ!乾パンマン、
 お前をもう雑菌マンと戦わせることは出来ない!町の平和も守れんのじゃ!」
 崩れ落ちる南無おじさんに、乾パンマンはかける言葉が無い。
 そこへ現れたのは、乾パンマンの戦友である、短パンマンだった
「やぁ乾パンマン、一体何をやって・・・・、うわぁ!?」
「た、短パンマンこれは・・・」
 なんとか短パンマンに事情を説明しようとする乾パンマン。
 その時、南無おじさんが信じられないことを口走った!
「こいつじゃ!この乾パンマンがアバタを殺したんじゃ!ワシは見た!」
「な、南無おじさん!?」