> > 「きいたなァ……」 > > 凄まじい笑みであった。 > > 額に当てた手の間から、力王山が、松尾象山を見ている。 > > 「鉢が割れちまって、そこから指が入るんだ……」 > > 力王山は言った。 > > 「指先に、脳味噌が触るのが分かるぜ」 > > 強烈な台詞であった。 > > くるり、と力王山の眼が額裏返り、すぐにまた黒眼がもどってきた。 > 餓狼伝? 14巻まだあ? 小説も漫画も 参考:2003/06/22(日)03時46分27秒