> カムチャッカの若者が > きりんの夢を見ているとき > メキシコの娘は > 朝もやの中でバスを待っている > ニューヨークの少女が > ほほえみながら寝返りをうつとき > ローマの少年は > 柱頭を染める朝陽にウインクする > この地球では > いつもどこかで朝がはじまっている > ぼくらは朝をリレーするのだ > 経度から緯度へと > そうしていわば交代で地球を守る > 眠る前のひととき耳をすますと > どこか遠くで目覚し時計のベルが鳴ってる > それはあなたの送った朝を > 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ これ本当につまらないよな 谷川俊太郎の作品の中で最もクソなものの1つだよ 参考:2003/06/23(月)04時54分21秒