夢枕作品で、勇次郎を殺せるであろう四天王。

１．「九十九乱蔵」

漫画にもなってるんで知ってる人も結構いると思われますが、
『闇狩り師』より、この漢。
どんな悪霊や文字通りの怪物も肉体ひとつで調伏する漢。
しかも、その強さはまだ底を見せていない。いくら勇次郎でも、こいつが相手では。

２．「薬師丸法山」

『荒野に獣　慟哭す』より、このお方。
知ってる人は知ってる人でしょうが、外見的特徴が完全に松尾象山です。
しかもこちらの方は、「獣化兵」と呼ばれる強化兵士（というか化物）を、
日本刀一本で、ざくざく首を狩る狩る！サムライダーも真っ青の男。
もちろん、素手で戦っても、化物揃いの本作にあって、数少ないただの人間でありながら、ぶっちぎりで強かった。
少なくとも、勇次郎クラスのポテンシャルは十分にある。

３．「空海」

夢枕先生の永遠のアイドル空海。
特に、『新・魔獣狩り』に登場する彼は、まさに人智を超えた存在。
勇次郎、戦っても２秒後には挽肉にされてそうです。

４．「宇奈月典善」

これには異論があるかも知れないけど、最後はこのお方だーー！
『キマイラ』に登場するキャラ中、人間では最強の男。
いや、化物いれてもトップクラスなんですが。
実力もさることながら、初対面でいきなり人外の怪物に逢っても、
「へひい」とか嬉しそうに笑いながら、戦いを仕掛けるところ。
精神的には、立派な怪物です、この御老人。
実際、強さにおいても最低、渋川先生より強い。
武器術から虎王まで、ナンデモアリ。