>  2003/07/13 (日) 16:51:45        [mirai]
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>  日本は經濟的繁榮にうつつを拔かして、精神的にはカラッポになつてしまつてゐるんだぞ。
>  きみたち、それが分かるかつ。
>  …なぜだ。それはだ、自民黨といふものはだ、自民黨といふものはだ、警察權力をもつていかなるデモも鎭壓できるといふ自信をもつたからだ。
>  治安出動はいらなくなつたんだ。
>  治安出動はいらなくなつたんだ。
>  治安出動がいらなくなつたので、すでに憲法改正が不可能になつたのだ。
>  分るか、この理屈が。…
>  諸君は、去年の一〇・二二からあと、諸君は、去年の一〇・二二からあとだ。もはや憲法を守る軍隊になつてしまつたんだ。
>  自衞隊が二十年間、血と涙で待つた憲法改正といふものが、機會がないんだよ。
> もうそれは政治的プログラムからはずされたんだ。つひに、はずされたんだ、それは。
> どうしてそれに氣がつゐてくれなかつたんだ。
>  去年の一〇・二一から一年間、俺は自衞隊が怒るのを待つた。
>  もう、これで憲法改正のチャンスはない。自衞隊が國軍になる日はない。建軍の本義はない。
>  それを私は最もなげゐてゐたんだ。
>  自衞隊にとつて建軍の本義とは、なんだ。
>  日本を守ること。 日本を守ることとはなんだ。
>  日本を守ることとは、天皇を中心とする歴史と文化の傳統を守ることだ。
>  おまへら聞けつ。聞けつ。
>  靜かにせいつ。靜かにせいつ。
>  靜肅に聞けつ。
>  男一匹が命をかけて諸君に訴へてゐるんだぞ。
>  いいか。 いいか。
>  それがだ、いま、日本人がだ、ここでもつて立ち上がらなければ、自衞隊が立ち上がらなければ、憲法改正といふものがないんだよ。
>  諸君は永久にだね、ただ、アメリカの軍隊になつてしまふんだぞ。
>  諸君と…、アメリカからしか來ないんだ。シビリアン・コントロールと…、シビリアン・コントロールがどこからくるんだ。
> シビリアン・コントロールといふのはだな、シビリアン…、…から…れるのは、シビリアン・コントロールではないんだぞ。
>  それでだ、俺は四年待つたんだよ。俺は四年待つたんだ。
>  自衞隊が立ち上る日を。
>  …四年待つたんだ。
>  最後の三十分間だ。
>  最後の三十分間に…ため、今待つてんだよ。
>  諸君は武士だらう。
>  諸君は武士だらう。武士ならば、自分を否定する憲法を、どうして守るんだ。
>  どうして自分の否定する憲法をだね、自分らを否定する憲法といふものにペコペコするんだ。
>  これがある限り、諸君といふものは、永久に救はれんのだぞ。
>  諸君は永久にだね、今の憲法は政治的謀略で、諸君が合憲のごとく裝つてゐるが、自衞隊は違憲なんだ。
>  自衞隊は違憲なんだ。
>  貴樣たちは違憲なんだ。
>  憲法といふものは、つひに自衞隊といふものは、憲法を守る軍隊になつたのだといふことに、どうして氣がつかないんだ。
>  どうして、そこのところに氣がつかんのだ。
>  俺は、諸君がそれを完全に斷つ日を、待ちに待つてゐたんだ。
>  諸君が、そのなかでもただ小さい根性ばつかりに固まつて、片足突つ込んで、本當に日本のために立ち上がる時はないんだ。
> (野次「そのためにわれわれの仲間を傷つけたのは、どうした譯だ」)
>  抵抗したからだ。
>  憲法のために、日本の骨なしにした憲法に從つてきた、といふことを知らないんだ。
>  諸君のなかに、一人でも俺といつしょに起つ奴はいなのか。
>  一人もゐないんだな。
>  よし、武といふものはだ、刀といふものはなんだ。
>  …それでも男かあつ。
>  それでも武士かあつ。
>  それでも武士かあつ。
>  まだ諸君は、憲法改正のために立ち上がらないといふことに、みきはめがつゐた。
>  これで、俺は自衞隊に對する夢はなくなつたんだ。
>  それではここで、オレは、天皇陛下萬歳を呼ぶ。
>  天皇陛下、萬歳!萬歳!萬歳!

三島はリサーチ不足
高卒自衛官に東大卒元官僚の三島の話がわかってたまるか

参考:2003/07/13(日)16時47分49秒