現実世界の治安も著しく悪化している。
もし、戦隊ヒーローや仮面ライダーが治安維持活動に従事するようになれば、少しはましになると思う。

悪の組織やモンスターが敵なのはあくまで架空の話であり、実際の敵は我々と同じ人間の中にこそ存在する。
そういった現実を無視して、人外の絶対悪をでっち上げてそれをやっつける内容ばかりを
放映しているのは、結局のところ現実逃避に過ぎない。
現実に解決すべきは人間社会における悪であって、まがりなりにも正義を守ることを標榜しているヒーロー像を
創り上げるなら、人外の絶対悪ではなく悪事をしでかす人こそを敵として戦う方が現実的なのではないだろうか。

そして、それをただ架空の世界の中でだけ活躍させたところでは現実問題の解決にはつながらない為、
現実の世界に戦隊ヒーローや仮面ライダーを存在させて、悪事を行う人を相手に戦えるようにした方が良いのではないだろうか。