夏だからこそ僕は言った 「今日はかなり暑いですね」 コンビニの店員はこう返してきた 「当然ですよ(・A・)<ダカーポですね」 僕の買った弁当が温め終わると、店員は丁寧にそれをコンビニ袋に入れ渡してきた。 僕も丁寧に会釈をしてそれを受け取り 「マッチって案外若いですよね」 と言った。店員は 「当然ですよ(・A・)<ダカーポですね」 とまた返してきた。僕は不振に思い店員をジッと見た。すると、右腕の肘に何かボタンの様な 物があるのに気がついた。僕は、迫り来る誘惑に勝てず悪いとは思いつつそのボタンを押してみた。 店員は一瞬驚いた表情をしたが、すぐに無表情になりこう言った。 「(・A・)<ダカーポではないですね」 僕は涙を流した。