王監督侮辱コントでフジテレビが謝罪の意

　フジテレビがプロ野球ダイエーの王貞治監督を侮辱するようなコントを放送した問題で
同局は20日、同日夜放送のバラエティー番組「水10！」の冒頭で同局の須田哲夫アナウンサーが
「先週放送の『ワンナイＲ＆Ｒ』の中で、福岡ダイエーホークスの王貞治監督ならびに球団、関係者の方々に
不快の念を与え、ご迷惑をおかけしましたことを、深くおわび申し上げます」と、謝罪のコメントを読み上げた。 

　コントは、王監督の顔の模型を取り付けたトイレの便器を使い、テレビショッピングで売り込む内容。
名前も「王シュレット」とパロディー化して、13日の「水10！」で放送した。放送後、ダイエー球団の抗議を受けたフジテレビ幹部が球団に謝罪。
しかしダイエーの高塚猛オーナー代行は19日、日本シリーズの放送権を協議する場合に
フジ系列のテレビ局を推薦しない方針や、パ・リーグ優勝決定時でも王監督や選手を出演させない意向を表明している。〔共同〕  (23:13)