2003/08/31 (日) 20:45:24        [mirai]
[ 本ソフトウェア開発の動機と背景 ]

 私は東証1部上場のA社(無名企業)のIT部門に勤務し、10数年が経ちま
 す。
 A社は多数の海外現地法人を所有しているにもかかわらず旧態依然とした日
 本型企業の一つです。
 (この文書が読まれる頃には、会社の人々の目に入り、逆鱗に触れ、解雇さ
 れているかも知れません。)

 A社の実態は(詳しくは「求職補足.txt」参照)実に生産性の低い非効率な
 日本型企業の典型です。
 年功序列をはじめ実力のある者が評価されない、また評価する者に見る目が
 無くそれによって社員にやる気が出ない停滞型企業であります。
 上層部の人達は事なかれ主義で毎日が大過なく過ぎれば良しとするとても改
 革や改善あるいは効率など考えたこともないとしか思えない人達です。

 私の目から見れば、会社のやっていることは無駄が多く大きな損失が発生し
 ているばかりでなく、目の前のチャンスをみすみす見逃しているため大きな
 機会喪失になっているように見えます。
 私はこのような中にあって常に会社のことを考え幾度となく提案、具申等を
 行ってきましたが、他部門からは評価されても自部門には取り合ってもらえ
 ず、考えの有効性を実証するチャンスさえほとんど与えられないなど、結果
 は失望するものばかりでした。
 このことは、個々の上司の問題ではなく、そのような人達に権限を与えてい
 る人事制度や組織に問題があると思っています。