2003/09/03 (水) 14:58:46        [mirai]
 アマレスの強さを確認した引木は後輩(?)をつれて、選手控え室へ向かう。
 ウォームアップをするでもなく、1人しずかに正座をして目を閉じる男がいた。
 手に盛り上がった拳ダコを持つ男だった。
 若くはなかった。髪は白と黒がまじり灰色にみえる。
 初老とも言える年齢かもしれない。
 今大会の参加者では最高年齢ではないだろうか。

「神山さん」

 引木が声をかける。
 そう、この男こそ次の試合を控える伝統派空手・神山徹であった。

 ガビーン! 老いてるッ!

 お手元の餓狼伝10巻73話か13巻110話をご確認ください。
 どうみても10歳か20歳分は歳をとった。
 この短期間でいったいなにがあったというのだ。
 バキSAGAでもよんでショックを受けたのだろうか。

 とにかく、正座をしずぎて足をしびれさせている(自己申告なのでブラフの可能性アリ)のが伝統派空手の象徴といわれる神山徹である。

「見せてくれるんですね神山さん」
「直接打撃(フルコンタクト)カラテへの復讐劇ッッッ」