首に爆弾、南米コロンビアで類似事件 アメリカ・ペンシルバニア州で、銀行強盗の男が首にはめられた爆弾で死 亡した事件で、FBIは同じような爆弾が最近になって、南米のコロンビア で使われていた事実をつかみ、関連を調べています。 この事件は先月28日、ピザ店勤務のブライアン・ウェルズ容疑者(4 6)が銀行を襲い、いったんは警察に逮捕された後、首につけていた爆弾が 爆発し死亡したものです。 これまでの調べでFBI=アメリカ連邦捜査局は、今年の夏にコロンビア の反政府組織が、今回の爆弾とよく似た首輪爆弾を使って、ベネズエラ人の 牧場主から現金を奪おうとした脅迫事件があったことをつかみました。 また同じくコロンビアでは、2000年にも女性に首輪爆弾が仕掛けら れ、爆弾を外そうとした警察官ともども2人が死亡した事件が起きていたこ ともわかりました。 こうしたことからFBIは、コロンビアやベネズエラの捜査当局と連絡を 取り、今回の事件との関連を調べています。