あの日...あの日...分かってしまった...!オレは...唐突に...分かってしまった...! 感動などないっ...! 「ゴォォールッ...!」「うおおおぉっ...!」 あんなものに...感動など無いのだ...!人一倍... そう...まわりの誰よりも大騒ぎしながら、オレは...胸の奥がどんどん冷えていくのを感じていた...! 「観鈴~っ...!観鈴~っ...!」 そう...オレが求めているのは... 「美凪っ...!」「みちるっ...!」 っていうようなことじゃなくて...オレの鼓動...オレの歓喜。オレの咆哮。 オレのオレによる、オレだけの...感動だったはずだ...! エロゲじゃないか...!どんなに大がかり(開発期間)でも、あれはエロゲだ...!二次元の祭りだ...! 「くっ...!」 いったい...いつまで続けるつもりなんだ...?こんな事を...!