2003/09/14 (日) 14:02:47 ◆ ▼ ◇ [mirai]プッシャァァァアアアアア!!!!!
白雪の肛門から深緑色の聖水が霧状となって噴出され、摩周湖の湖面に緑色の虹のアーチを描いた。
グボオォンッ!!
「はがぁ―――っ!! で、出るっ、マリモ、出ちゃうでぃすの―――っっ!!」
ブリョブリョブリョ――――ッ!!!
続いて、直径がハンドボール大の巨大マリモが次々に分娩される。
ボロンッ!!ボロンッ!!
と緑色の巨塊が産声をあげる度、白雪の尻の産卵口は尋常でない位に膨張する。
マリモの純粋性を保つために、半年前から白雪にはマリモの原料となるシオグサ属の淡水藻、
クロレラ、青汁(八名信夫 明大→東映)の他には食事として何も与えていない。
そして、真球に近いマリモを形成するために、毎食後に下剤と便秘薬を同時に摂取させ、
腸のぜん動運動を活発にさせておく等の努力も欠かさなかった。
アイヌ人もびっくり、と言ったところか。それにしてもすごい数のマリモだ。
みるみる山となって積み重なっていく巨大マリモ。ざっと40個程はあるだろうか。
だが、巨大マリモで形作られた山の中に、全身藻まみれで緑色に染まった鞠絵が混じっていたことは、
白雪本人も知る由は無かった。