ぬかなみ こんな小話があります。 ラクダの背に高価な荷を積んで、アラビアの商人が娘と一緒に砂漠を旅していたのだが、 途中で盗賊に襲われて、身ぐるみ剥がされてしまった。 「これで、私は無一文だ」 嘆いている父親に、娘は 「いいえ、お父さん。私のダイヤの指輪は無事よ」 と言った。父親が驚いて 「お前、そのダイヤをどこに隠していたんだ」 と聞くと、娘は顔を赤らめながら、自分の股間に視線を落とした。それを見た父親は 「しまった。女房を連れてくれば、ラクダごと隠せたのに」 しかし、ラクダを隠せるというのは、ちょっとオーバー。 この手のことは誇張して言うものと相場が決まっていて、同じように「太平洋でゴボウを洗う」 など、使われているようです。 『糠並』も、これと同じような意味。糠に釘を打ち込んでも、まるで手ごたえがありません。 つまり、穴が大き過ぎてスカスカした女陰を称して『糠並』と呼ぶわけ