2003/09/18 (木) 21:42:01 ◆ ▼ ◇ [mirai]ローソンのおにぎりはえらい、と思う。
えらい。
うまいからえらい。
もうまさに、
アニメ『エアマスター』の中の台詞、そのままである。
白い和紙のような紙で包まれた、
「新潟コシヒカリおにぎり」シリーズを
食べたことがあるだろうか。
わたしははじめてこのおにぎりを口にしたとき、
あまりのうまさに
しばらくのあいだシミジミと
自分がかじったおにぎりのてっぺんを見つめてしまった。
なんというかそのおにぎりは、
今までのコンビニおにぎりの概念を打ち破る、
まさに奇跡のうまさだった。
ふっくらとやわらかく、
甘みのある真っ白いご飯。
そのご飯をしっかりとくるむ、風味ある海苔。
そして、目が覚めるほどおいしい
さまざまな具たち。
おにぎりというのは、
ご飯、海苔、具という、
とてもシンプルな材料で作られている。
それをここまで、
一口かじっただけでわかるくらいはっきりと、
他の追随を許さないくらい
圧倒的においしくするのは、
かなりの工夫と試行錯誤、
そしてこだわりが必要なのだろうと思う。
わたしは本当に、
関係ないローソンの店員さんの手をとって、
「よくぞやってくださいました」
とお礼を言いそうになるくらいに感動した。
ローソンの、おにぎり開発部に
菓子折りを送りたいくらいだ。
ということで、ここのところわたしは
おにぎりが食べたくなると
最寄のコンビニを無視して、
家から歩いて約10分のローソンまで
足を運ぶことにしている。
最近、あちこちのコンビニで、
値段がほかのものよりちょっと高めの、
いわゆるこだわりのおにぎりなるものが販売されているが、
わたしはまだ、
ローソンの「新潟コシヒカリおにぎり」シリーズ以上に
おいしいおにぎりを食べていない。
ありがとう、ローソン。
正直あきあきしていたわたしのおにぎりライフは、
ローソンの頑張りによってとても明るいものになった。
今日もおにぎりをハムハムかじりながら、
ちょっとだけ目頭が熱くなる、わたしなのだった。