遠い2ちょんねるの地で、妖精が死んだ。 掲示板事故だった。 事故と同時に、 妖精を抱きしめる弾き、それに触れる弾き、 弾きを支える弾き、 弾きを呼ぶ弾きが 現れ、カイガラムシのように 妖精の身体を白く覆った。 弾きに憑かれた身体はあやしいわーるどの習わしにしたがって、 展覧会場に搬入され、7日間人々の目を楽しませた。 最後の日、白いコートを来た白い男がやってきて、 白い妖精は消えた。 床に落ちていた一本の白い毛から、それは 管理人だとわかった。