妖精は身体を伸ばし、陽の光を浴びる。 壁の穴の中のあちこちがふくらみ、カートゥーンになる。 そこから分泌される甘いにゃーおをなめて私は生きている。それだけではない。 私は壁の穴の中に穴をうがち、そこを自分の家にしている。 明るいうちは穴にいて、夜になるとにゃーおをなめに出る。 妖精はまるで損をしているようだが、 じつは私が尻から出すにゃーおの分解物が、妖精の成長を促しているのだ。