インバータで作られた擬似正弦波であるが、正弦波部分の周波数は モータの回転に合わせられている。(実際には加速時にはモータの同期速度 より高い周波数に、減速時には低い周波数になる。) その為正弦波部分の周波数は基本的に車速に単純比例するのみである。 ところが、擬似変調波を作る個々のPWM波は、正弦波1周期当たり何 パルスかあり、パルスモードによりそのパルス数が異なる。 PWM波そのもののパルスは正弦波1周波との時間比率で作られるが、 同じパルスモード内では正弦波の周波数と比例関係である。 PWMによる変調音が人間の耳で聞こえる周波数である事と、合成される 擬似正弦波波形の周波数が列車の速度により変わる事、そしてパルスモード が変わる事が合わさり、自動車がギヤチェンジしながら走っている音も似た、 インバータ車両の独特な音が生まれるのである。 本当にあんな大きな音でるのか(;´Д`)