2003/10/16 (木) 10:26:25 ◆ ▼ ◇ [mirai]忘れもしない十年前。
クラスの不良が俺に因縁つけてきやがった。
子分の前で虚勢を張るために弱くて先公に絶対にちくらない
安全分子として俺に目をつけやがったのだ。
「おい俺の教科書破いたのおまえだろ、あ~?」
から始まって言いがかりの羅列。
子分に体育館の裏に連れ込まれ、「どうすっか?どうすっか?ああ?」
執拗にいたぶる。金を要求していることはわかったが、持ち合わせがない。
今度払いますなどといったら借金取りのように執念深く付回すことになる
ので返ってやっかいだ。
仕方なく沈黙作戦に出た。黙って返事をしなくなったのだ。
すると子分が俺の両肩を抑えて動けなくしてまっすぐに立たせた。
いきなり、鳩尾にストレートが一発二発・・・
息がつまり、口から胃液が噴出してきた。必死で両手で腹を庇うと
今度は股間に物凄い前蹴り、両足が一瞬宙に浮いたかと思ったくらいの
衝撃で、地面にもんどりうって倒れこみ、ケイレンしながら
全身の痛みに必死にこらえていた。
「おい鉛筆」
この言葉で全身に恐怖の波が押し寄せた。
不良は鉛筆を二本、俺の鼻の穴に突っ込んだ、痛みで顔中がゆがむ
不良は頭を押さえつけさせると、鼻から出た鉛筆に膝蹴り一閃。
声にならない獣のような声をだしてのた打ち回る俺。
鼻や口から滝のように血が噴出してくる。
全身がケイレンしてション便もとっくに漏らしてさらに大まで漏れそうだった。
一時間くらいだったろうか。
ようやく動けるようになり。ジャンパーで顔を隠しながら
家に帰った。それから一週間自室に閉じこもって学校を休んだ。