「もちはだ」 俺は名雪のほっぺたにモチをびたっとくっつけ、かかと落としをくらってから学校へ赴く。 すると三角巾にエプロンで手には小皿がのったお盆を持っている舞がいた。 「何やってんだ、舞」 「試食コーナー」 俺は一つもらってみた。小皿には唐揚げがのっていた。 もくもく、ごくん。 「佐祐理さんがつくったのか?」 「そう。もっと試食する?」 「舞を試食できないのか?」←大バカ 「販売のみ」 「……代金は?」 「祐一の未来」 俺は足早にその場を通り過ぎた。