ある少女が兄と一緒に秋葉原を歩いていたときのことだ。兄は一人先に立ち、 彼女を置いてどんどん進んで行く。そこで彼女は兄を呼び止めるために、 こう声をかけた。 「待ってよ、お兄ちゃん」 するとその瞬間、周囲の人々がみな立ち止まり、一斉に彼女の方を振り向いた のだそうだ。