[ 予言者 ] 第二次世界大戦中、ヒトラーはドイツを支配し、自分の思うように国を動かして勢力 をふるっていた。 しかしそんなヒトラーでも、将来の不安をふと感じることがあった。そこで彼は、各 国から占い師を集めて予言を聞くことにした。その中にはユダヤ人の占い師もいた が、ヒトラーはかまわず予言の方を聞きたがった。 「私がいつ死ぬのか占ってみろ」 「はい。お答えします。あなたはユダヤの祝日に亡くなるでしょう」 「ユダヤの祝日?どの祝日だ?何月何日だ?」 「何月何日とは言えませんが、あなたが死ぬ日はきっとユダヤの祝日になります」