「子猫物語」の撮影中のできごと、 怪我をして足を引きずるシーンを撮りたいのに、 新しい子猫はなかなか思うような演技をしてくれません。 その様子を見ていたムツゴロウ監督。 「ぼくにまかせて」と、子猫をひょいと持ち上げて物陰へ… どうするんだろう?と顔を見合わせるカメラマンとスタッフたち。 しばらくして戻ってきたムツゴロウ監督。 「これでいい演技をするよ」と子猫をカメラ前にそっと下ろします。 するとどうでしょう、子猫はすぐに足を引きずる名演技を始めたのです。